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クリスマスに一冊(1)

クリスマスが近付いてきました。元々いつでも本好き、ではありますが、この時期になると、余計に本が気になります。ってことで、これからクリスマスまで、不定期になるかと思いますが、そのあたりのことをいくつか記事にしていこうと思います。本好きのかたも、あんまり本はねー、という方もよかったらお付き合いください。
あ、本と言っても、子どもの本メインです。でも、子どもに読んで欲しい、というよりは、もしかすると、昔子どもだった人、そして今もココロのどこかにその子どもがいてはる人向け、
になるかな。(^o^)

一冊目は、今年の空気感の一冊。

「ちいさなもののいのり」
ファージョン詩 ジョーンズ絵 しまたよ訳

「ムギと王様」などの味わいある短編で有名な(有名と言っていのか?!(>_<))イギリスの作家、詩人のファージョンの詩にジョーンズさんが絵を付けた美しい絵本です。
絵は甘いです、かわいらしいです、ふっわふわ、もっふもふです、苦手、という方もおられるかも、です。でも、すごくあたたかい、小さなすべての生きとし生けるものへの愛情にあふれています。(ニンゲンだけじゃなく。(^o^))

3月に大きな大きな地震があり、津波がやってきて、そして、今も目に見えず情報の少ない放射能の恐怖が続いているこの国に住む私たち。あの日を境にいろいろなことが変わってしまって、望みは見えないと思う人が多いのだろうけれど、少しでも明るい方へ、明るいものを祈り願う心を持ち続けていきたい、いって欲しいと思います。

しまさんのあとがきによると、原書は第二次世界大戦の終わる年に出版されたそうです。ファージョンもジョーンズも、きっと今の私たちと同じ気持ちでこの本を作り世に出したのではないか?!と思います。立ち読みでもいいので、ぜひご一読ください。

私はキリスト者ではありませんが、人智を超えた「神」というか?!「霊」というか?!の存在は、きっとあると思っている……その超越した存在に、こうべを垂れて静かに謙虚な気持ちで、「どうぞ ちいさなものたちを おまもりください」と祈りたいです。

画像は、その絵本の最終ページ。ふっわふわの仔猫が、天窓を見上げています、そこから差し込む微かな光に包まれて。

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