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某児童館おはなし会プログラム

おはなし「くるみわりのケイト」『子どもに語るイギリスの昔話』より  こぐま社
絵本「ペンジーのもうふ」マイラ・ベイリー・ブラウン文 ドロシー・マリノ絵 まさきるりこ訳 あすなろ書房
絵本「いっしょなら もっといい」スロボドキン作 偕成社
児童33名 指導員2名

年度始めのおはなし会でした。児童館には新一年生が入ってきて、なれていない分多分ちょっとざわざわするやろなぁ、と思って、わかりやすく短めの昔話を、と思って、このおはなしを選びました。
「くるみわりのケイト」は、いろんな再話や訳があるけど、このこぐま社の分は、わりとシンプルでいいかな?!と思って今回はこの再話を。ちょっとどっきりするようなシュチュエーションではありますが、(アンの首関連。ある意味セルティだわね。笑)そこをさらっと流せば、どきっとしつつも最終的にはハッピーエンドなので、いいのではないかな。
おはなしが初めて、というコたちも、目をしっかり見開いて(笑)楽しんでくれていたようでした。

絵本は、新しいものを選びました。
うーーーーん、ちょっと作意が見えたかな、この選択(笑)(N先生には、そんなことないよ、と言われたけど。笑)
「ベンジー・・・」は、赤ちゃん毛布を手放せずにいる男の子が、いかにそれから卒業していくか、というお話。
これを読んで、うふふ、どきっと思うのは、案外大人たちなのかもしれない、小さな子どもたちには、実はあまり共感できない設定なのかもしれないけど(ちびっこなう、な子どもたちが、「せやなー、ボクもこんな風に、毛布(や、ぬいぐるみ、などなど)を手放せなかった時期があったよなぁ」なんて思えるとは思えず。(笑)ベンジーが手放せなかったはずの毛布を、お隣のこねこにあげちゃうくだりは、なんとなく誇らしくうれしく思えるのではないか?!とも。(ただ、猫と暮らすものとしては、あの籠の中のがらんとした風景を見ちゃうと、「こねこ、寒かったんちゃうん?!(笑)」と思ってしまうけど。笑)
そして、「いっしょならもっといい」・・・・たまたま、先週の文庫のおはなし会の当番だったAさんが選んではった絵本、ちょっと読ませてもらったらすごく良かったので、借りてきて、〆の一冊としました。
原題は「One Is Good But Two Are Better」・・・・・・この英語の題もいいなぁ、と思うけど、それを「いっしょならもっといい」って訳す感性、ステキやと思う!すごく単純に、力強い言葉で、ひとりでもいい、でも、ふたりやともっと楽しいで、と語りかけるこの絵本・・・・・・・慣れない新しい集団の環境にいてる子どもたちへの、エールになるといいなと思って選びました。

今年の一年生は静かやで、とN先生からちらっとお聞きしていたけど、ほんまに、しっかり私語に走るでなく、そわそわするでなく、おはなしの世界に入ってきてくれて、楽しんでくれている様子、頼もしく思いました。そして、終わった後も、わらわらと(笑)周りにやってきて、しばしいろいろ話をしていく様子・・・・・多分、このコたちは、周りの大人や友人たちに「肯定」されて、小さいなりに「尊重」されてきたんちゃうかなぁ、という気がしました。ま、もちろん、この全体の雰囲気は一年だけが作ってるわけじゃなく、新2、3年生のコたちの雰囲気もあるんですが。

今年も一年よろしくね。

こちらをまっすぐに見つめている子どもたちの目を見ていたら、東日本で罹災した子どもたちのことを思い浮かべました。
どうぞ、彼らが、ほんの一時でも、親御さん、先生や友だち、上級生や下級生たちと、心穏やかな、ふっと笑える時間を過ごせますように。そして、その時間が少しずつ、増えていきますように、と願ってやみません。

| ストーリテリング | 18:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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