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『ラブリー・ボーン』観てきました。

うーん。元々はムスメとの待ち合わせに早く着きすぎて、本屋さんで時間をつぶしていたときに見た『ラブリー・ボーン』原作本の表紙のニット帽が気になったのがきっかけ。(え?笑)(その時気になったのはもう1冊、万城目さんの新作「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」こちらはまだ読み始めてないケド。)帯の文章にもちょっと惹かれて、そして何より映画化したのがPJであることにも興味を持って・・・…原作本を手に入れて読んで。

ある程度覚悟を決めて読み始めたものの、しょっぱなからの衝撃的な展開に気持ちが悪くなり(悲しいとかいうより、その不条理に腹が立ってきたのでした、なぜ?どうして?このコなの??っていうキモチ。腹が立って腹が立って悔しくて気持ち悪くなった。うーん、やっぱり基本的に本を読むとき、映画を観るとき、感情移入しすぎるのかもしれません。ムスメが同様の感想を言ったので、「物語や映画に感情移入できる、っていうことはマイナスなことじゃない。自分ひとりの実際の人生を体験するだけじゃなく、物語や映画の人物の人生も体験できるわけやから、それはすごいことやねんで。」と言ったものの、時にはそれが過ぎてしんどいこともあるんや、と今更ながら気付いたりして。)投げ出したくなったものの、「どうしてこの本がそんなにベストセラーになるほど読まれたのか?PJが映画化したいと思ったのか?」何か理由があるはずやわ、と読み進んだのでした。
うん、自分の中では、最後まで読みきってその理由は見えたような気がしました、ちょっとつらかったけど。
で、映画も観よう、と思って。ムスメと一緒に観にいくということに関しては、いいのかどうかちょっと迷ったけど(私だけ観たらいいのかも、という思いがどこかに。)でも、本人の観たいという気持ちを尊重して一緒に行きました。


スージーは、14歳、両親と妹弟の5人家族で、ちょっと気になる先輩が居たりして、毎日をそこそこ楽しく暮らしています。ところがある日、近所に住んでいる男に目をつけられ…殺されてしまいます。彼女の死体は見つからず、事件は迷宮入り、家族はスージーを亡くしたことによって傷を受け、その痛みに耐え切れずにバラバラになりかけます。スージーの死を受け入れることができずに犯人探しに必死になるお父さん、スージーの死に向き合うことができずに、家族から逃げ出してしまうお母さん。その間にも妹や弟は大きくなり、妹はスージーの年を越えて大人への道を歩き出します。
そしてスージーは、そんな家族や先輩、犯人を天国でも地上でもどこでもない、その間で見守り続けます。その気配を、スージーのクラスメートで霊感の強いルースが感じ続けます。スージーが地上に思いを残さなくならなければ、彼女は天国へ行けないのです。

全部筋を書くのはツライので、とりあえずここまで。で結局、映画を観てよかった、というのが感想です。
原作を読んでつらすぎた部分に関しては、映像化されてなかったし、エピソードも「そうなっても仕方なかってんや。でもやっぱりそれは人間としてあかん、ひどすぎるやろ。」って思ってたやつは描かれてなかったし。そして、最後、犯人の死に方も、非業に命を奪われたスージーたち犠牲者の「復讐」っていうんじゃなくて、もっともっと昇華された生(命)への思いがカタチを変えて、犯人に降りかかったような感じがしたし。
何より……映像的にはあんまり出てこなかったけど、妹に出来た彼氏が、想像していたとおりの雰囲気のコだったのがうれしかった。(妹とその彼氏はあの物語の中で、一番命を表現してる存在なんじゃないかと思う。)

全体的に不思議な空気感のある映像で、やっぱりPJやなぁ、というかんじでした。(それにしても、ムスメとも話ししてたけど、彼、沼?湖??に死体浮かべるのん好きやなぁ。あのシーンは思わずLOTRを思い出したがなー。)

ごっつい泣くかなぁと覚悟して行ったのですが、やっぱり不条理に対しての腹立たしさが勝ってしまって、前半は泣けず。家族たちがもがいて少しずつ少しずつ進んでいくあたりから、そして、辛い毎日を生きていく中で幸せを見つけていくところで、思わず涙が出て止まりませんでした。
命を奪われ、どこでもないところに居続けるスージーも、残された家族を見守っていくうちに、自分の中でいろんな思いが整理されていくんですが、その過程にも泣けました。

……ほんまのところはどうなんやろ?!って、やっぱり思ってしまう。むこうからはこっちが見えるのかなぁ。だんだん時間が経って、考えている時間が減ってきたり、思い出し方が変わってきたりすることって、どう感じるんやろか。でもやっぱり残された者は、生きてることを満喫する(がんばる、とは言いたくないねん。でも、ただ楽しめばいい、って言う意味の満喫とは違うで、やることはやらなあかんもん。笑)ことが、一番の餞になるんだよね?きっと??

観終わって外へ出て(お互いボロボロでした。笑)晩御飯。なんかめっちゃパワーのあるものが食べたくて(賑やかなところで。笑)ザワザワしてた中華料理の店に入って、坦々麺や餃子などなどを食べました。周りで人の喋る声やら、お皿やコップなどがガチャガチャぶつかりあう音、そして音楽が流れているのを聞いて、ちょっとほっとしました。
映画って、観終わった後、この映画、またDVDやらTVの放送やらで見たいなぁ、って思うものと、これはもう観ないでいいや、と思うものがあるけど……いい意味で、もう2度とこの作品は観ない、と思ったのでした。

あ、そういえば、原作読んだときから、密かにファンになっていた、破滅系?!のおばーちゃん、最高でした。映画だけ観た方には今ひとつわかり辛いキャラかもしれないけど、いいばーちゃん(ばーちゃんゆうたら怒られそうなくらい、おされで若かったけど。笑)でした、うん。

| 映画 | 23:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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