≪ PREV | PAGE-SELECT | NEXT ≫
≫ EDIT
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告
| --:--
| comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑
≫ EDIT
2010.01.23 Sat
今月末で地元のシネコンが閉館になります。車で10分ほどで行けるので、週末のレイトショーにふらっと出かけたり、たまたま予定が空いたレディスディにひとりで観にいったり、と、随分いろいろ利用させてもらっていたので、ちょっと残念……ってことで、今回もふっと思い立って(ポイントもたまっていたし。笑)映画化された、と聞いたときから観るぞーと思っていた「かいじゅうたちのいるところ」観てきました。
マックス少年は、ねーちゃんとシングルマザーのかーちゃんと暮らしていますが、ねーちゃんは友だちとつるむのが楽しくてかまってくれず、かーちゃんはBFに夢中?!、ある晩ひょんなことから、もくもくもくもくと心の中に荒ぶるものが湧いてきて、自分でもどうにもコントロールできなくなってしまいます。
マックス少年は家を飛び出し……荒海を渡って着いたのは、かいじゅうたちの住む島でした。
原作は、絵本や子どもの本に関わっているものなら一度は目にしたり読んだことのあるだろう、モーリス・センダックの「かいじゅうたちのいるところ」……この絵本自体がすごいパワーのある絵本で、その半面筋立てにすんごく盛り上がりがある、というわけでもなく、それをどう映像化したんやろ?!と、興味津々で行ったわけですが、うん、流れるサウンドトラックも含めて、「かいじゅうたちのいるところ」な世界が広がってました。
ちらっと、他の方のブログかな?!のコメント欄で見かけたけど、一部「つまらなかった」「寝てしまった」という感想も出てるようで、評価、反応は分かれるかとは思うのですが(ファンタジー的な広がりを期待して観始めちゃうと、壮大なストーリーがあるわけでも、美しい魔法があるわけでもないので(笑)拍子抜けしちゃうんやろなぁ。笑)……私個人としては、○!でした、うん。これなら、センダックも許してくれるやろ、的な。(かつて、ル=グインが自作の映画化に関して×を出したのと反対に。笑)
モフモフのかいじゅうたち、それぞれに個性が与えられて(ま、絵本を見ながら想像していたのとはちょっと違ったけど。笑)微笑ましかったりいとおしかったり。現実世界でそれをやったら流血の惨事やろ的なことが、笑顔でできちゃうあたりがキモチよかったり。いい加減大人になってしまって、自分の内の荒ぶるものとのやりとりがうまくなっちゃってる私でも、ずきんとくるものがあったので、現在進行形思春期のムスメにとっては、すごくいろんなことを感じる作品になったようです。
ちなみに絵本で一番好きだったかいじゅうは、ダグラスという名前がついていました。で、最後にはあーんなことになってしまって(これは観た方のお楽しみ。笑)「えぇぇえぇぇぇ~~!!!!」と叫びそうになりましたが(笑)私がいつかあそこに行くときには(行けるのか??笑)○えてるよね?きっと??
その某シネコン、1月30日31日は、all1000円だそうです。いっぱいになるんやろなぁ。
そういや、この記事を書くために、絵本の「かいじゅうたちのいるところ」を探したのですが、本棚の中で行方不明です……はー、やっぱりどうにか整理法を考えなきゃあかんよね。(溜息)
| 映画
| 23:59
| comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
TRACKBACK URL
http://akatsukimaru.blog1.fc2.com/tb.php/1297-afc74773
TRACKBACK
≪ PREV | PAGE-SELECT | NEXT ≫
○でしたよね!
こんにちは。
私も先日観てきました。出産してから映画は当分お預けのつもりでハリーポッターもナルニアもスルーしてきたんですが、これだけは絶対に観たくて子どもを家族に託して観てきましたよー。
評価分かれそうな感じですよね。私が見かけたのでは、かいじゅうたちの島へ行くきっかけとなる出来事が弱いとか現実からファンタジーへの移行が不自然と感じている人もいるみたいでした>< 私はすごく納得できる映画化だと思ったんですが。もう一度観たいくらい。
映画化はそもそもセンダック本人が製作を進めていて、監督をスパイク・ジョーンズに頼んだそうです☆なので、設定や演出などにセンダックの意向がちゃんと入ってるんじゃないかと思います。
ダグラスさん、○えてて欲しいですよね…
| みつ子 | 2010/01/26 15:33 | URL | ≫ EDIT