2008.01.31 Thu
某小学校おはなし会プログラム
おはなし「ママのたんじょう日」『おはよう スーちゃん』より
絵本『みつけたものとさわったもの』 ウィルとニコラス作
一年生のクラスでの授業時間を使ってのおはなし会でした。
この小学校へ行かせてもらうのは、すごくすごく久しぶりで、でも雰囲気が変わっていなかったのでなんだかちょっと懐かしかったです。
まず3時限目に一クラス目。みんな椅子を並べて、興味津々の表情で待っていてくれました。
後で聞いたところによると、このクラスには、本好きのコが多く、自分達で読み聞かせっぽいことを普段からしたりしてるそうです。さすがに、声は出さないけど表情豊かにおはなしを楽しんでくれてるコが多くて、とてもかたりやすかったです。
『おおかみ…』は、知ってるでーという表情だった子どもたちが、はなしが進んでいくにつれ、息をのむようにして集中して聞いてくれました。このおはなし、やっぱり力があるなぁ、と再確認。ドキドキした後に、ほっとシアワセで安心した気持ちになれるのは、昔話ならでは、の構成のせいですよね。
「ママのたんじょう日」は、スーちゃんのおはなしの中のひとつのエピソード。児童館で、他のエピソードをしたときに居たコがおるんちゃうか?!と思ったのですが、案外覚えてないもんなのか?!反応なし(笑)でも、この物語も、小さい子には描きやすい展開で、感情移入しやすい主人公なので、おはなしについてきやすかったようです。
絵本も、ちょっと長めではありましたが、最後、大きな犬が出てきたときに「食べちゃうねんで!」などなど、オチを想像してるコも居て、おもしろかったです。
4時限目のクラスは、学年一元気なクラス、とのことだったのですが、とても静かに興味を持って聞いてくれて、助かりました。
彼らと同年代の「スーちゃん」……イギリスのちょっと古い物語なので、現代の日本の彼らとは、ちょっと感覚が違ったり(生活習慣とかも違うし)ちょっと戸惑うとこもあるかも?!と思ったのですが、案外すんなり受け取って楽しんでくれていたようでした。
馴れない場所でのおはなし会(それも授業時間ってのは、責任重大です。笑)でしたが、のびのび楽しくかたることができました。先生方、ありがとうございました。お世話くださったHさん、そして他の話し手のみなさま、お疲れさまでした~、他の方のプログラムも聞きたかったなぁ。
そして、最後まで笑顔で楽しんでくれていたお子たちよ、ありがとうございました。
またどこかのおはなし会であえますように。
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